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ほら、ここにも、そこにも
今日もHappyが折り重なる

認知症という病気をなくすことではなく、
認知症になっても「普通の」
日常を過ごせる社会をつくっていきたい。
これが私たちの想いです。

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MCSが思う介護とは、その人らしく生きる時間を創ること。
ご利用者の夢や願いをくみとり、
今ある能力を引き出して実現させていく。
食事や入浴といった日常生活の介助にとどまらず、
一人ひとりが、その人ならではの余生を過ごせる場所が
MCSのグループホームです。

1. その人らしさ

マイク一筋、
不器用な男、Kさん。

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「俺はまだ現役でやってるんだ。俺の生活はどこにあるんだ」。入居当初から仕事への思いが強く、居場所を見つけられなかったKさん。「もう帰ります」と帰宅の準備を始めてしまうことが月に何度もありました。

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Kさんはラジオ局で局長まで務めた、根っからのラジオマン。73歳で退職後も、フリーアナウンサーとして式典の司会などを務めていたようです。そんなKさんの、現役の仕事人としての思いに寄り添おうと、私たちは朗読の仕事を依頼しました。Kさんは真剣なまなざしで、「呼びかけるように」「ゆっくり」などと原稿に書き込みます。18回もの録音を終えると、「まあ、よかったんじゃないかな」と満足そうにコーヒーを口にされました。

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その後のKさんは、レクリエーションに参加したり、片付けを手伝ったりと、事業所の活動に積極的に参加。もう帰りますと口にされる回数もグンと少なくなりました。声のプロであるKさんの活躍の場を、今後も探していきたいと思います。

by 愛の家グループホーム岐阜正法寺

2.創造

ご利用者が100人いれば100通りの対応を。社員がチーム一丸となり創意工夫を重ねてご利用者の希望をかなえます。

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1.世界に一つだけの誕生日。

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年に一度迎えるその日を、世界のどこにもない記念日に。主役となるご利用者の「その人らしさ」を彩る演出で、誕生日を楽しくお祝いしています。オルガン演奏が得意なAさんには、オルガンをモチーフにした特大ケーキを!お肉大好きなBさんには、マンガのような骨付き肉を!食の細いDさんには、見るだけでも楽しめるカップケーキのタワー!すべてはご利用者の笑顔のために。

by 愛の家グループホーム白井冨士

2.ホームの畑で、季節をともにする。

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私たちのホームの自慢は、広い畑!種まきから収穫まで、すべてご利用者と社員が一緒になって行っています。作物の成長や季節の移り変わりに楽しみを感じながら体を動かし、収穫期には無農薬の美味しい野菜に舌つづみ。日々、健康になっていく気がします。

by 愛の家グループホーム大垣木戸

3.地域の文化祭を事業所で催す。

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アンサンブル大宮日進のお祭りは毎年大賑わい。もともとは開設1周年の記念に行われたささやかな文化祭が、今や1日600人が訪れる名物イベントに。ご利用者の作品展示や社員の出し物だけでなく、小学生や地域サークルのダンスステージ、八百屋さんや飲食店の出店まで。もはや「地元のお祭り」です。

by アンサンブル大宮日進

4.まるで温泉!ほっこりエントランス。

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温泉の町にある私たちの事業所。ご利用者と一緒に、エントランスを温泉旅館のイメージにリフォームしました。ご利用者にとっても来訪されるお客さまにとっても、介護事業所であることを忘れてしまうようなリラックスできる空間ができました。

by 愛の家グループホーム福島飯坂湯野

5.仲良し2人組、コンサートを満喫。

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年の近い社員と仲のいいご利用者。女性同士、好きな歌手の話で盛り上がり、「もう一度コンサートに行きたい」のひと言をきっかけにいざ観覧へ。よほど嬉しかったのか、その時の思い出話をその後、何度も繰り返されていました。

by 愛の家グループホーム越谷相模

3.仲間

MCSの社員のおよそ1割は、他の社員に誘われて入社しています。
社員の友人、元同僚、兄弟姉妹、子どもなどなど。
関係の深い人に「一緒に働こう」と声をかけたくなるくらい、社員にとって自慢の職場なんです。

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1.育児との両立をムリなく実現
紹介してくれた弟に感謝。

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子育て中のため、通勤距離や育児への理解度をポイントに職を探していたところ、MCSで働いていた弟が声をかけてくれました。未経験でしたが、職場の温かい雰囲気を聞き、思い切って応募。人間関係に恵まれ、育児ともバッチリ両立できています。

by 愛の家グループホーム座間

2.離れてわかったMCSの良さ
 過去の絆でカムバックが実現。

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他社のグループホームや特別養護老人ホームを経験して、かつて勤めていたMCSの働きやすさがよくわかりました。「戻りたい」と思っていた矢先に、以前の同僚が復職を勧めてくれました。再び働いてみてやっぱり自由度が高く、イベントも多くて楽しい職場です。

by 愛の家グループホーム山梨小原西

3.異業種からの転職も
生き生きと働く様子を見て安心。

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息子から「転職して新しいことに挑戦したい」と相談を受けたとき、私自身が働きやすいと感じているMCSを勧めました。未経験の息子に介護の仕事は肌が合うか少し心配だったのですが、先日、生き生きと働いている様子を見て安心しました。社員の皆さんのサポートのおかげで、最近は少し余裕が出てきたようです。私も負けずにあと20年、80歳まではMCSで働いていたいですね。

by 愛の家小規模多機能型小平上水南

4.さまざまな働き方

MCSは、あらゆる立場の方の情熱を受け止めています。
新卒社員も、他業種からの転職者や海外から来たホープも、
ご利用者に近い年代のベテランも、
管理職の女性も生き生きと働いています。
目標に応じてキャリアを選べるのも魅力です。

1.年齢の幅が、いい刺激になる。

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48歳でMCSに入社。62歳の今はケアマネジャーとして、ご利用者と人生を共にすることができるグループホーム「愛の家」に勤務。60代前後の私たちにとって、ご利用者はまさに親の世代なので、日頃お考えのことや、こうしたい、ああしたいというご希望が経験上、よくわかります。一方で若い社員からは、私の世代には想像もつかない発想を聞いて刺激を受けることも。身体が続く限り、そして「もういらない」と言われない限りは、ずっとここでお世話になるつもりです(笑)。

by 愛の家グループホーム甲府後屋 ケアマネジャー 62歳女性

2.中国に伝える、
介護技術とおもてなしの心。

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福祉系大学を卒業して新卒でMCSに入社。ホーム長として施設運営にやりがいを感じていた7年目、海外転勤についてのアンケートがありました。興味を覚え、上司と何度か話を重ねるうちに、海外運営部への異動の話をいただきました。現在、中国の広州で研修や品質管理に携わりながら、日本の誇るおもてなしの心を現地に伝えています。中国語はまだほとんど話せませんが、上司や同僚の支えや、通訳の方のサポートによって、安心して仕事を進められています。ここ中国でも日本と同じように、みんなが笑顔になれる施設をつくりたいと思います。

by 中国・広州介護施設 研修担当 29歳女性