創設から変わらぬ想い ~地域社会のために~

1999年、メディカル・ケア・サービスは始まりました。
そして、今ではグループホーム・介護付有料老人ホームをはじめ全国約300か所の事業所を運営する会社にまで成長しました。

1999年当時、日本は既に深刻な高齢化の時代を迎えていました。

当時の私は、高齢化で苦しむ社会の為に何か出来ることはないかと、日々問い続けていました。
その様な折、お客様だったある地主様から、次の様なお言葉を頂戴したのです。

「私はこれまでこの地域に生かされてきました。
だから、これからの人生はこの地域に貢献できることをしていきたい。」

社会の役に立ちたいという私の想い、そして地域に恩返しをしたいという地主様の想い、この二つの想いが重り、介護施設の運営を決意しました。

介護施設を開設するにあたり調査を進めると、日本中に認知症の方を抱えているご家族がたくさんいること、またその方たちを支える為の施設が圧倒的に不足していることが分かりました。

認知症の介護が通常の介護の何倍も負担がかかることも知りました。
認知症のケアは専門性が高く、敬遠する事業者も多い中、私は2000年の介護保険法施行(民間事業者による介護業界への参入が可能に)と同時にこの業界に参入したのです。

そして、会社設立後、1年間にわたり様々な準備を整え、2001年6月、埼玉県の桶川市に念願の1棟目のグループホームをオープンさせることができました。
今後も、創立当時の想いを胸に、認知症に苦しむご本人様とそのご家族、そしてグループホーム・介護付有料老人ホームの運営をサポートして下さっている地主様を全力でサポートしていきたいと思います。
そんな考えに共感して頂ける多くの仲間をメディカル・ケア・サービスでは求めています。