“太陽のような笑顔”が、わたしの武器。
野崎菜緒


介護のイメージがガラッと変わった。

学生時代、絶対に行きたくないと思っていた業界が2つあって。その1つが介護業界だったんです(笑)。なんだかキツそうなイメージがあったので…。でも、その先入観をいい意味で裏切ってくれたのがメディカル・ケア・サービスでした。就職活動中、行きたいと思える企業がなかなか見つからなかったため、自分で可能性を狭めず幅広く見てみようと合同就職説明会に参加しました。そのときに声をかけていただいて、採用担当の方の「介護のイメージを変えていきたいんです」という言葉が印象的だったのではじめて介護の仕事に興味を持ちました。実際に面接を受ける中でグループホームを見学させていただいたんですが、スタッフの方がすごく明るくて、施設もキレイで。こういう職場なら自分も前向きに働けそうだと感じましたね。

一人ひとり症状が違う。だから考え続ける。

「愛の家グループホーム」の特徴は、認知症ケアに特化している点。ご利用者の食事や入浴など生活全般のサポートはもちろん、認知症ケアのプログラムも導入しています。
認知症は一人ひとり症状が異なるため、生活リズムも感情表現もご利用者によってさまざま。ご利用者が心地よく生活でき、かつ私たちの日々の業務もスムーズに進行できるように、スタッフ同士の臨機応変なチームプレーが求められます。また「その人に最適なケアは何だろう?」と日々試行錯誤しながら、知識を身につけたり、認知症緩和のためのメニューを考えたりするところに、専門性とやりがいを感じます。ご利用者との日々のやりとりも楽しく、「ありがとう」や「楽しい」といった言葉をいただけたときは、本当に嬉しいです。

未経験でも安心して働ける環境。

メディカル・ケア・サービスは、働きやすい環境が整っていると感じます。入社当時、介護の知識も経験もなかったので不安でいっぱいでしたが、年の近い先輩方がすごく手厚くサポートしてくださったので、スムーズに現場になじむことができました。現在も悩むことがあると、ホーム長や先輩にすぐ相談するようにしています。とても親身に話を聞いてくださるので助かっています。

グループホームの居室数が日本一で、どこよりも認知症と向き合ってきた実績があるところも強みです。全国のグループホームが参加する「認知症ケア実践・研究報告会」を通じて、認知症ケアの事例や各事業所の取り組みも共有されていますので、サービスの質も日に日に向上していると思っています。

「笑顔」でご利用者に心地いい日常を。

働く中で大切にしていることがあります。それは「ご利用者第一」という視点。ご利用者やそのご家族は、充実した認知症ケアを求めているからこそ、私たちのグループホームを選んでくださっているはず。だからこそ、ご利用者が心地よく過ごせるように、日々笑顔で接して、信頼関係を築けるよう心がけています。

武器と言っていいのかはわかりませんが、私はよく人から笑顔を褒められるんです。友だちに「太陽みたいだね」って言われたこともありました(笑)。ご利用者の方も、スタッフが真顔で黙々と働いているよりも笑顔で楽しそうにしているほうが気分がいいと思います。また、笑顔でコミュニケーションするほうが、ご利用者もこちらの言葉に耳を傾けてくれることが多いと感じています。

認知症の正しい理解を広めたい。

今後は、認知症の方への接し方や考え方を、たくさんの人たちに広めていきたいです。たとえばグループホームでイベントを実施して地域の方との交流機会を増やし、認知症のことを理解してもらうことができたらと考えています。

この先、日本は高齢化がさらに進み、認知症になる方も増えていくことが予想されます。居室数が多く、認知症にいち早く向き合ってきたメディカル・ケア・サービスだからこそ、誰もが暮らしやすい社会づくりに貢献できると信じています。
介護の仕事は負荷が大きいと思われがちですが、メディカル・ケア・サービスには、やりがいを持って働くことができる環境が整っています。介護の仕事や認知症ケアに関心のある人と、いっしょに働けると嬉しいですね。